南仏の蚤の市で出会った、ドイツ・Bavaria製のミルクピッチャーです。

ぽってりとした丸みを帯びたフォルムに、角ばった取っ手、そして、いかにも東欧風といった
レトロな模様がとても魅力的です。

赤と青の配色に、繊細なお花模様がフォークロアなイメージを湧かせるのでしょうか。

買い付けた蚤の市は、私が一番好きな蚤の市。

親子で出店していたそのブースで、少年にお金を払って支払いの後のいつもの癖で「merci」というと、

「c’est moi qui vous dis merci」（←多分こんな感じだった）
「ありがとうというのはこちらの方です」と返事をしてくれました。

小学校高学年くらいの男の子が、こんな気のきいた返事をしてくれたことに、驚きと嬉しさを感じたのを
今でも覚えています。（お店やスーパーで買って、良い一日を、良い週末を、などとはよく言われますが…）

こんな素敵なものをなぜ売ってしまうの？と思うと同時に、そのお陰でこれを手に入れられてとても
嬉しかったです。


※ヘアライン・チップともにございません。
※塗料を施した際に飛び散ったと見られる金色の付着物が1箇所見られます。

φ１３ｃｍ（口部分直径は９ｃｍ）×高さ１１ｃｍ
重さ　２９５ｇ