南仏の蚤の市で出会った、サルグミンヌのカフェオレボウルです。

黄色のチューリップが一面をぐるりと取り囲む、目にも華やかで楽しげなデザインです。

春の到来をイメージするようなこんなカフェオレボウルで食卓を囲めたら気分も楽しくなりそう。

＊状態について＊
リム部分に小さなチップが２か所あるほかは、ほぼミントといってもいいような素晴らしい状態です。

年代としてはおそらく７０年代だと思います。
約４０年前の食器とは思えない、とても良いコンディションを保っていますので、未使用と思います。

内側にカトラリー傷などの使用痕がなくツヤツヤの状態です。リム部分のチップは保管の過程でついたのでしょうか…

また、内側底部と側面、およびバックスタンプの近く、にごくうっすらとした貫入が見られます。

貫入は焼成時の釉薬と素地の温度差により生まれるもので、使用による傷ではございません。

バックスタンプにはサルグミンヌ社の「S」マークが。

サルグミンヌ社といえば、ディゴワン社と合併しディゴワン・サルグミンヌという連名でたくさんのカフェオレボウルを製造していました。

サルグミンヌ社は今でも食器を作り続けています。

先日別の食器の件でメールにて問い合わせをした際、とても親切に早く返事をくれた企業です。

フランスでは、こんな対応をしてもらえることは稀有なので、感激でした。

Φ１３ｃｍ×高さ７ｃｍ
重さ３０５ｇ