南仏Montpellier（モンペリエ）郊外のSt Jean-de-VEDAS（サンジャンドヴェダス）の小学校で子供たちに使われていたと思われるアシェット社の文法書です。

表紙の裏面には、貼り紙が付いており、小学校の子供たちのために無償で提供されたこと、丁寧に扱うよう保護者に監督を要請する旨、破れたり扱いが悪かった場合は弁償に値する旨が書かれています。

中表紙のスタンプによると、サンジャンドヴェダスの学校に、1932年7月31日の開校に向けて贈られた…と思われます。（Rouvellatは学校名か細かい区域名か？）

フランスでは9月からが新学期であるため、日本の4月に当たる年度初めに向けて、子供たちに使ってもらえるよう学校に本を提供していたのでしょう。

全体的に黄ばみやシミが見られますが、80-90年の歴史を考えれば紙の保存状態としては普通かもしれません。

インテリアに、フランス語の学習にいかがですか。